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道志村では「七色山稼ぎ」と言われる山仕事があり、雑器・笹板・大板・杓子・箸・炭・下駄の七品を作って生活の糧にしていました。
いずれも山から切り出した「木」を使用したもで、林業の元になっています。
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道志村には数多くの民話があり、昔から語り継がれてきた道志村ならではの話が残っています。
(和尚と小僧・角のある大蛇・釜淵の乙姫さま・魔口の小豆とぎ・ほうなで・ばあさまと猫・馬の尻に掛け軸・豆腐のかす・こたつの通りぬけ・屁っこき嫁) |
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「養蚕」は、かつて道志村で盛んにおこなわれていました。家族総出で仕事をした貴重な現金収入源でした。 |
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山間地の道志村では、昔からわずかな農地を大切にしてきました。この農地を守るためや生活の糧として、狩猟が行われてきました。江戸時代には、すでに17丁の鉄砲所持が代官所よりゆるされ、現在では狩猟の対象として作物をあらすシカ、イノシシ、クマなどが許可されています。狩猟はおもに鉄砲が主流で、セコと呼ばれる数名の猟師が、猟犬とともに山地の上から下への獲物を追い出します。
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道志村の真ん中を流れる道志川は、昔も今も村の貴重な財産です。清らかな水は農業に、漁業にと役立ってきました。川にはアユ、ヤマメ、イワナ、カジカ、ウグイ、ウナギなどたくさんの魚が住み多くの釣り人でにぎわっています。
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道志川の清流にすむ鮎は、気品のある美しさから川魚の女王ともいわれ、加えて味の良さから人気のある魚です。また香りが良いことから「香魚」とよばれています。ダムがなかった頃、激流にもまれながら川の瀬を上る道志川の鮎は、「鼻曲がり鮎」として有名な特産物でした。江戸時代には将軍家にも献上され「御菜鮎」と呼ばれ、優雅で身が引きしまった香魚は今でも道志の評判の川魚の代表です。
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